愛は私を救う!

語彙力のないおたくのブログ

レッドスワンサーガは、青春だ

こんばんは!めちゃくちゃお久しぶりです。生きてますユウカです。リアルとTwitterではうるさくしていましたが、長文をまとめて書く気力がなくて放置してました、すみません…

いつのまにやら今大路峻の記事のアクセス数がびびえふの感想を超えてて驚きです。1人でも多くの方に今大路峻の良さを伝えられたのなら書いてよかったと思います。


今日のお話。
結論から先に書きます。

「レッドスワンサーガを読んでください。そしてできれば買ってください。」

 

 

いきなりすみません。またダイマ記事かよ!おこ!!って思われるかもしれないです。でもこうして言わなきゃいけないと思ったので書かせていただいてます。

 

レッドスワンサーガとは、「レッドスワンの絶命」から始まり、星冠・奏鳴・飛翔と現在4冊が発売されている綾崎隼さんの小説シリーズです。

題材は筆者綾崎さんの愛して止まないサッカー、そして青春です。舞台は(ファンには)お馴染み美波高校……ではなく、同じく新潟県進学校、赤羽高校です。ちなみに(ファンにとっては)定番の新潟県の旧家、舞原(まいばら)一族は今作も登場します。超絶美人の新人監督、舞原世怜奈(せれな)です。

 

本シリーズは『元』サッカー強豪校の赤羽高校サッカー部、通称「レッドスワン」が、新人監督舞原世怜奈を筆頭に冬の全国高校サッカー選手権の優勝を目指す青春サッカー小説となってます。……これだけでも胸の踊る話ですね!

この小説の主人公はレッドスワンのキャプテンでも、新人監督の舞原世怜奈でもなく、アシスタントコーチ、高槻優雅です。
彼はレッドスワンに入って1年生にして不動のレギュラーを手にしたいわゆる「天才」。しかし過負荷の練習で脚を故障し、普通に走ることもままならない状態になってしまいます。
その後色々あって監督の座が芦沢平蔵から世怜奈に変わり、彼女を信用しない部員たちが辞めるのと同時に退部しようとした優雅は、彼女に引き止められてサッカー部のアシスタントコーチとして残留します。

そうして彼は新監督舞原世怜奈、幼馴染で親友でキャプテンとなった桐原伊織、同じく親友でチームの司令塔、九条圭士郎らと共に戦略で勝ち上がるサッカーで日本一を勝ち取るために戦います。

めちゃくちゃ青春じゃないですか?

 

めちゃくちゃ青春じゃないですか!?!?

 

「絶命」のラスト、試合のシーンでは本を読みながらにして手に汗を握る感覚を味わいました。レッドスワンの心情、高槻優雅の思い、勝利への執念、そのための全てを目の当たりにして心が踊らない読者がいるのでしょうか、いやいない。
ちなみに私自身はサッカーのルールを何も知りません。精々ハンドくらい?
そんな私でもわくわくできるサッカー小説なので安心して読んでください。

 

高槻優雅の初期性格は(なんというかノーブルチルドレンシリーズの舞原吐季とか、高校時代の舞原零央とかに通じるところがある)天才ゆえにサッカー以外の世の中に興味が持てず、そのサッカーも奪われて無為に人生過ごしてるタイプの男の子です。
しかしレッドスワンとして時を過ごすに連れてサッカーへの愛を、プレイすること以外に発露する方法を見つけたり、チームメイトを信頼したり、恋に悩んだり(!?)するようになります。

綾崎隼さんの天才型駄目男、毎度毎度話が進むに連れての変化の描写がお上手であ〜〜好き〜〜(語彙力)ってなるんですけど、今回も例にもれないです。
チームの成長、優雅の成長、どちらも存分に味わえる。最高かな??

 

ネタバレはしたくないのであんまり語れないのですが、とにかく第1話を読んでほしい。「レッドスワンサーガ」の魅力は1話だけでも充分伝わると思っています。綾崎さんの受け売りです笑 ちなみに巻が進むに連れて加速度的に面白さは増すので安心してください。

 

安心して、買ってください。

 

ここでどうして私がこの記事を書くに至ったか、それを少しだけ話したいと思います。
発端は綾崎隼さんのツイートでした。曰く、「レッドスワンサーガは、このままでは打ち切りとなる」「このまま終わりたくない、続きを書きたい」と。


高校時代に「現代のロミオとジュリエット」という煽り文句に惹かれてノーブルチルドレンシリーズを購入し、それ以来ずっと追いかけてきた作家さんからの、きっと必死の訴えでした。
大好きな作家さんの、大切な小説を応援したい、もっと多くの人に手に取ってもらいたい、こんなに面白い物語を埋もれさせたくない。
そして何より、私自身がもっともっと優雅を、世怜奈を、伊織を、圭士郎を、華代を、真扶由を見ていたい、彼らの夢を一緒に追いかけたい、彼らの人生をもう少し先まで感じたい。
そんな風に何か私にできることを考えたら、こうやって発信することが一番だと思いました。

 

お願いします、どうか一緒に赤羽高校サッカー部『レッドスワン』の行く末を見届けてください。

久しぶりの更新が、私のエゴの押し付けでごめんなさい。それでも私は、彼らの続きがあることを信じたい。
どうかよろしくお願いします。

 

最後に、レッドスワンサーガはめちゃくちゃ面白いですよ!!!!!

 

 

ちなみに私が初めて出会った綾崎隼さんの作品はこちら

 

 

全然最後じゃなくなっちゃったけど、どうかよろしくお願いします。笑